ヤコヴィッチ選手
去る2月5日、清水エスパルスは、
カナダ代表のデヤン・ヤコヴィッチ選手との契約解除を発表しました。
2017年よりJ1に復帰する我らがエスパルスにとって、
補強ポイントは、
対人の強さとライン統率できるクレバーさを兼ね備えたセンターバック、
広大なスペースをカバーできる豊富な運動量に加えて
足を引っ張らない程度の展開力を持ったスーパーなボランチであり、
そこを外国人選手で補うとすると、たとえ枠が増えたとはいえ、
割りを食う外国人選手がいるのは仕方のないことです。
しかし、私はヤコが大好きでした。
その高い身長からは想像できないほどのスピード、
J屈指の1対1の強さ、1度抜かれても追いついてディフェンスする粘り強さ、
意外にも器用な足下。
言語の面で問題があるのかラインを乱してしまうことがあったり、
調子に乗ってボールを持ち上がり高い位置で奪われてしまうこともありましたが、
そういった危うさもまた彼の魅力の1つであり、
それを差し引いても良い選手だったと思います。ハンパなかったです。
2016年シーズンは戦術的な面で小林監督の構想から外れたのか、
出番がほとんど無かったのが本当に残念でした。
この度はお別れを言うことになってしまいましたが、
今までありがとうございました。
そして、新天地での活躍を祈っております。